



1950 WW2-USAAF-AERIL-GUNNER PIN
第二次世界大戦期、アメリカ陸軍航空軍(USAAF)の Aerial Gunner(航空機銃手)に授与されたヴィンテージ技能ウイング章 / WW2 USAAF Aerial Gunner Wing Badge。中央に有翼弾(ウイングド・ブレット)を配し、左右に大きく開いた羽を持つ USAAF エアクルー徽章の代表的意匠で、コンディションは白星8・黒星2、全幅5.2cm × 高さ1.7cmです。
年代判定の根拠
羽根一枚一枚を彫り込んだ立体的なレリーフ、砂型鋳造(サンドキャスト)特有のややザラついた地肌、裏面のシンプルなピンバック構造から、1940年代前半〜大戦期の製造と判断しています。戦後の量産品に見られる均一なプレス加工とは異なる、当時ならではの手仕事の質感が残ります。
背景・文脈
Aerial Gunner ウイングは、B-17やB-24などの爆撃機に搭乗し、防御機銃座に就いた機銃手に与えられた技能徽章です。中央の有翼弾は「銃手」を象徴し、羽は飛行資格を表します。編隊を組んで敵地上空へ向かった爆撃機にとって、機銃手は敵戦闘機からクルー全員の命を守る要でした。損耗率の高い過酷な任務であり、このウイングはその技能と覚悟を示す証として、今日でも米軍徽章コレクターの間で確固たる人気を保っています。
状態・実寸
- 状態:☆☆☆☆☆☆☆☆★★(8/10)
- 全幅:5.2cm
- 高さ:1.7cm
経年による自然な燻み(トーン)はありますが、羽根のディテールは摩耗なくシャープに残っています。裏面ピンの機能も良好です。
目利き
大戦期の Aerial Gunner ウイングは、レプリカや戦後再生産が非常に多く出回る分野です。本物を見極める鍵は、鋳造肌の質感とレリーフの深さ、そして経年が生む金属の落ち着き。この個体はいずれも実物相応の風格を備え、羽の彫りの立体感は写真以上に手に取ると伝わります。単体のコレクションピースとしても、当時のフライトジャケットやA-2の胸元を再現する一点としても、確かな価値を持つ一枚です。
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