
1940年代の Lee ホワイトオーバーオール、未使用の個体です。すでに手を離れており、当店を通っていった記録として掲載しています。
作業着が白いのは、汚れが目立つことが利点になる仕事があるからです。塗装、左官、乳業、製パン。汚れたら分かる、汚してはいけない現場で着られました。
白は最も残りにくい色でもあります。一度染みが付けば戻らず、洗えば傷み、やがて捨てられる。80年前の白い作業着が未使用で出てくることは、まずありません。
リーは1889年カンザス州で創業しました。デニムのイメージが強いブランドですが、実際にはシャツ、カバーオール、ユニオンオールまで、働く人の衣類全般を作っていた会社です。
買い付けの場所は、カリフォルニア州サクラメント、サンフランシスコ、オレゴン州ポートランド、そしてロサンゼルスのローズボウルに集まる業者からでした。ローズボウルの市が開くのは6時ですが、業者の車は午前1時頃から場外に列を作ります。取引はその列のなかで済んでしまう。6時に一般のお客さんが入ってくる頃には仕事が終わっていました。
※ この個体を具体的にどこで手に入れたかは、追って記載します。
いま、古着の買取業者はいくらでもあります。ただ、店によっては買った値段の10分の1で引き取られることもある。その結果、市場に出てくるのは「もう手元になくてもいい」品ばかりになり、本当に良いものは持っている人が手放しません。
TRADE は買い取る場所ではありません。売り手と買い手が直接つながる場です。値段は売り手が決めます。手数料は合計2.9%、偽物なし、値引き交渉なし。
ARCHIVE 一覧へ TRADE